数日の寒さが続き、
「神河町の現場、積もってるらしいよ」
そんな噂を耳にしながら、新店舗予定地へ向かいました。
到着までの道は、思っていた以上にきれいに除雪されていて、
雪道でも不安なく辿り着くことができました。
あらためて、地域の方々が日々この土地を守ってくださっていることを、
この雪景色の中で、深く感謝致します。
店舗予定地の脇は、緩やかな坂道。
夏の頃から、地元の方に
「川上は降るよ〜」
と何度も言われてきました。
その言葉を聞くたびに、
“この瞬間を、早く迎えたい”
そう思いながら、暑い季節にソリまで買って、密かに準備していました。
迎えてくれたのは、
誰も踏み入れていない、まっさらな新雪。
その上に残る、シカでしょうか、小さな足跡。
屋根から垂れ下がるツララは、
正直、人生で初めて目にしたかもしれません。
自然のありがたさ。
そして、それを存分に味わえるという贅沢。
高価なものでも、派手な演出でもなく、
ただ自然の中に身を置き、
大切な人と同じ景色を見て、同じ空気を吸うこと。
この場所でお店を構えたい理由が、
またひとつ、はっきりと胸に刻まれた一日でした。
自然の恵みは、
静かに、でも確かに、私たちに豊かさを教えてくれます。
