真っ白な雪の上に、
誰かさんの足跡だけ。
音のない朝、凛とした空気の中に
点々と続く小さな印。
「ここに生きているよ」と
静かに語りかけてくるようでした。


新店舗のご近所には猟友会の会長がお住まいです。
冬場の狩は、雪の上の足跡を追うのだとか。
白い世界では、命の動きがそのまま刻まれるから。
足跡は、ただの模様ではなく
“生きている証”。
私たちは日々、
命をいただいて生きています。
すっぽんも、野菜も、山の恵みも。
すべては誰かの「生きた証」の先にあるもの。
生き物の命をいただく覚悟。
そして、自分たちが生きていくための生業。
神河町の冬は厳しいけれど、
その白さの中に、まっすぐな真実があります。