すっぽん料理を日常に取り入れ、毎日を活動的に過ごされているオンラインショップご愛好者の相田様から、心に残るお話をお伺いしました。
オンラインショップ開業時からの長いお付き合いとなり、現在では娘様も一緒に当店のすっぽん商品をご愛用くださっています。
相田様からは、すっぽんの素晴らしさや滋養強壮に役立つスープの作り方まで教えていただき、
このたびは、どのようにして日々の生活に取り入れておられるのかも詳しくお話を伺うことができました。
お話を通して感じたのは、「生きる姿勢」そのものの力強さです。
強く、しなやかに、たくましく──そうありたいと願う私自身の心にも深く響き、女将として大きな学びをいただきました。
「願望は叶えるもの!」
その一言に込められた強い意志と前向きな生き方。
年齢や環境に左右されることなく、「こうありたい」という自分を信じ、日々の努力と工夫を重ねておられます。
まさに、“生きる力”を体現されている方だと感じます。
相田様が何より大切にされているのは、“続けること”。
どんなに忙しい日でも、日々欠かすことのないのが「すっぽんスープ」だそうです。
決して特別な日のごちそうではなく、暮らしの一部として自然に溶け込んでいます。
「健康は一日にしてならず」。
その言葉どおり、一食一食を丁寧に整え、ご自身の身体と真摯に向き合っておられます。
すっぽんスープは、甲羅からじっくりと煮出した出汁に、玉ねぎ・生姜・にんにくなど身体を温める食材を加え、
素材の力を最大限に引き出しながら、10時間ほどかけて仕込むそうです。
すっぽんには、アミノ酸やコラーゲンなど、年齢とともに失われがちな栄養が豊富に含まれています。
それを自然のままの形でいただくことで、身体が本来持つ“回復力”をやさしく呼び覚ます。
サプリメントや即効性のある健康法とは異なり、
「ゆるやかに、でも確実に」体を支える――それこそが、すっぽんの魅力だとお話しくださいました。
さらに、1日2回のサウナや日々のトレーニングも欠かさず、
体を温め、巡りを整え、内側から活力を高めていく生活を続けておられます。
お話を伺いながら、改めて「命をいただく」という言葉の重みを感じました。
食とは、ただ栄養を補うための行為ではなく、自然の恵みと人の手仕事が重なって生まれる“生命の結晶”のようなものです。
口にする食材そのものが、ただの栄養源に留まらず、
毎日を丁寧に生きるための「心の滋養」となっていること。
女将として、その在り方に深く共感し、「食を通して人を元気にしたい」という原点を改めて思い出しました。
これからも、瓢亭として、一椀一椀に心を込め、
食の恵みとともに“生きる力”をお届けしてまいります。
そして、読んでくださる皆さまへ。
どうか今日の一食が、あなたの明日を支える力となりますように。
そんな願いを込めて──。
姫路 瓢亭 西二階町店
女将 白倉 夏須美